請求データの再登録について
一度[請求処理]で計算処理を行った後で下記の処理を行った場合、再度[請求処理]での処理をやり直していただく必要があります。
【パターン1】 [売上伝票入力]でサブツールバーの「ヘッダー情報変更」を利用した場合
【パターン2】 [工事登録]でサブツールバーの「請求先変更」を利用した場合
以下に各パターンごとの処理の流れについて説明していきます。
【パターン1】 [売上伝票入力]でサブツールバーの「ヘッダー情報変更」を利用した場合
[請求処理]後、[売上伝票入力]でサブツールバーの「ヘッダー情報変更」を利用して、日付・伝票番号・工事・請求日付を変更したとき、
請求日付以降の請求処理データがすべてクリアされます。そのため、再度[請求処理]で計算する必要があります。
例)9月に入力して請求処理まで一通り行った売上伝票データの日付・請求日付を「ヘッダー情報変更」から10月に変更した場合
①9月で入力した売上伝票データを請求処理計算します。このとき請求番号は573で採番されます。
②[売上伝票入力]のサブツールバー「ヘッダー情報変更」から日付・請求日付の変更を行うと、
請求日付以降の請求処理データをすべてクリアします。(請求日付≦請求データ(請求終了日))
この場合、再度請求処理計算を行う必要があります。
③9月の請求データがクリアされているため、再度9月の請求処理計算からやり直す必要があります。
処理をやり直すと、9月の「今回請求額」が0円の状態に更新されます。
④10月で入力した売上伝票データを請求処理計算します。このとき、9月の処理時に請求番号573で採番された売上伝票データは、
請求番号が574に新規採番されます。
【パターン2】 [工事登録]でサブツールバーの「請求先変更」を利用した場合
[請求処理]後、[工事登録]でサブツールバーの「請求先変更」を利用して、請求先の変更を行ったとき、
請求処理済みの売上データと請求先変更後の売上データが結びつかなくなってしまいます。
そのため、再度[請求処理]で計算する必要があります。
例)請求先105:土津戸土木の売上データとして一度請求処理を行った後、「請求先変更」で請求先を106:土津戸開発公団に変更した場合
①請求先105:土津戸土木の売上伝票番号1064と1065を請求処理計算します。
このとき請求番号は591、請求金額は5,508,000円で処理されます。
②[工事登録]のサブツールバー「請求先変更」から工事D2001001-00:県道15号線道路改良工事の請求先を
106:土津戸開発公団に変更します。
③一度請求番号591で処理された工事D2001001-00の伝票(伝票番号1064)は削除され、伝票番号1066、請求番号594で自動作成されます。
また、請求番号591で同時に処理されている工事D2001001-00以外の伝票(伝票番号1065)に関しては、請求番号と請求締日が
クリアされます。
④請求番号591で同時に処理されている工事D2001001-00以外の伝票(伝票番号1065)に関しては、請求番号と請求締日が
クリアされるため、再度、請求処理をかけていただく必要があります。
再度、請求処理をかけることで、工事D2001001-00の伝票(伝票番号1066)は請求番号596で、
工事D2001001-00以外の工事のデータは請求番号595で処理し直されます。