法定福利費について
概要
[見積入力]では、法定福利費の計算が行えます。
法定福利費は、【 労務費 × 保険料率 × 加入率 】 として計算します。
事前設定として、[初期設定]-『見積情報』で「行属性:法定福利費」の登録を行い、「社会保険料」の設定を行います。
その後、[見積入力]において、「行属性:法定福利費」の明細を作成します。
操作の流れ
法定福利費を計算するために必要な事前設定を行います。
見積ごとに、法定福利費計上をするかしないかを選択します。
【手順3】 行属性挿入 ([見積入力]-『明細』 サブツールバー「「行属性」)
「行属性」から法定福利費の明細を作成します。
操作方法
【手順1】 事前設定 ([初期設定]-『見積情報』)
①法定福利費計上:「する(未入力の場合、警告)」、または「する(未入力の場合、登録できない)」を設定します。
こうすることで、[見積入力]で見積番号ごとに法定福利費計上の設定が行えます。
②法定福利費の行属性を作成します。行属性パターン: 5・6が法定福利費用の行属性です。
行属性パターンごとに労務費の算出方法異なります。
注)上図では行属性コード=70・71を指定しておりますが、70・71を既に使用している場合は別の番号をご使用ください。
[1] 行属性パターン=5:法定福利費(労務費率)の登録方法
【 見積金額×労務費率=労務費 】とする場合に使用する行属性です。
見積掛率(%)、および原価掛率(%)を入力します。こちらの「掛率(%)」には、労務費率を入力してください。
[2] 行属性パターン=6:法定福利費(労務費総額)の登録方法
【 労務費総額=労務費 】とする場合に使用する行属性です。]
[見積入力]-『明細』に入力した品名のうち、 「要素内訳」が[要素内訳一覧登録]-『原価要素内訳』で「法定福利費集計:する」に
なっている明細の金額を労務費として法定福利費を計算します。
③「社会保険料設定」で、上記②で作成した行属性コード=70・71ごとに保険内訳を設定します。
社会保険料設定は、法定福利費の行属性ごとに設定が必要です。
保険料ごとに品名を入力し、「保険料率(%)」「加入率(%)」を設定してください。
詳細は、[初期設定]-『見積情報』-「社会保険料設定」をご参照ください。
【手順2】 見積入力([見積入力])
法定福利費を計上する場合は、 [見積入力]-『表紙1』で、法定福利費計上「する」を選択します。
【手順3】 行属性挿入 ([見積入力]-『明細』-「行属性」)
[見積入力]-『明細』で、サブツールバーの「行属性」から「70:法定福利費(労務費率)」または、
「71:法定福利費(労務費総額)」を選択し、法定福利費の明細を作成します。
詳細は、「【 70.法定福利費(労務費率) 】 を挿入する場合」または「【 71.法定福利費(労務費総額) 】 を挿入する場合」を
ご参照ください。