予算入力

工事にかかる予算の登録を行います

ナビメニュー:【予算処理】→[予算入力] 【見込管理】→[予算入力] (メニュー:【見積予算】→[予算入力])

画面構成と入力項目サブツールバーの操作処理の流れ出力

 

画面構成と入力項目

確認したいタブを選択してください。

明細予算書

明細

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カーソル位置

ツールボタン

説     明

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ヘルプ (F1)

ヘルプを表示します。

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出力 (Ctrl + P)

出力設定を表示します。

ヘッダー

前へ (F2)

前の伝票を表示します。

次へ (F3)

次の伝票を表示します。

新規 (F6)

新規伝票を作成します。

削除 (F9)

伝票を削除します。 

ガイド (SPACE)

ガイドを表示します。

明細

登録 (F5)

入力した情報を登録します。

行挿入 (F6)

カーソルを置いた明細の上に行を挿入します。

行コピー (F7)

選択した行の明細をコピーします。

行貼付 (F8)

選択した行にコピーした明細を貼り付けます。

行削除 (F9)

選択した行の明細を削除します。

カーソル (F10)

項目を入力モード、選択モードに切り替えできます。

列幅解除 (F11)

列幅を初期値に戻します。

電卓 (SPACE)

電卓を表示します。

※グレーになっているボタンは使用できません。       

 

入力・表示項目

 

項 目

入力

属性・桁数

説     明

ヘッダー

工事

半角10桁-

数字2桁

工事を入力します。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。

ガイドの内容は[工事登録]で変更可能です。

税選択

-

税選択を選択します。

「税抜」「税込」から選択します。

請負金額

-

-

[工事登録]-『請負情報』に登録した請負金額を表示します。

上段が当初金額、中段が変更金額、下段が確定金額です。

ただし中段の変更金額は、予算金額に「変更」があり請負の

「変更」がない場合は「当初」の請負金額で表示されます。

(請負金額「当初」「変更」の合計が0円になる場合も同様

実行予算

-

-

入力した予算金額を表示します。

上段が当初金額、中段が変更金額、下段が確定金額です。

ただし中段の変更金額は、請負金額に「変更」があり予算の

「変更」がない場合は「当初」の予算金額で表示されます。

一般管理費

-

-

一般管理費を表示します。

上段が当初金額、中段が変更金額、下段が確定金額です。

目標純利益

-

-

目標純利益を表示します。

請負金額-(予算金額+一般管理費) で算出されます。

上段が当初利益、中段が変更利益、下段が確定利益です。

目標純利益率

-

-

目標純利益率を表示 します。

目標純利益÷請負金額(%) で算出されます。

上段が当初利益率、中段が変更利益率、

下段が確定利益率です。

明細

ツリー表示

-

ツリー表示を選択します。

明細左部分のツリー表示を何階層まで表示するかを

選択します。

「なし」「費目」「工種」「種別」「品名」から選択します。

階層表示

-

階層表示を選択します。

「ツリー以下すべて」「次階層のみ」から選択します。

項目表示

-

明細に表示する項目を選択します。

「当初/変更」「確定」「全て」から選択します

税額表示

-

税額表示を選択します。

「しない」「する」から選択します。

「する」の場合、明細に「消費税」「税率」が表示されます。

当初確定 ※1

-

当初予算を確定します。

確定後、当初の数量や金額は変更できなくなります。

変更確定 ※1

-

変更予算を確定します。

確定後、変更の数量や金額は変更できなくなります。

印刷全選択

-

表示されている明細の印刷にチェックを付けます。

[初期設定]-『予算情報』の「印刷対象選択」で「する」を

選択している場合に表示されます。

印刷全解除

-

表示されている明細の印刷のチェックを外します。

[初期設定]-『予算情報』の「印刷対象選択」で「する」を

選択している場合に表示されます。

名称

-

予算で登録された各階層をツリー表示します。

階層の名称にカーソルを合わせると、右側の明細部に

それぞれの明細が表示されます。

「ツリー表示」で「ツリー表示しない」を選択している場合は、

表示されません。

明細

印刷

-

出力条件により、チェックを入れた明細のみ出力が

可能です。チェックの有無に関わらず、全明細を

出力することも可能です。

[初期設定]-『予算情報』の「印刷対象選択」で「する」を

選択している場合に表示されます。

取引区分

数字2桁

取引区分を入力します。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。

「通常」「値引」「諸雑費」「返品」「コメント」から選択します。

コード

※2

品名コードを入力します。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。  

「ガイド」の内容は[品名一覧登録]で変更可能です。

名称 ※3

全角20文字

品名を入力します。

税処理 ※3

数字1桁

税区分を入力します。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。

「外税」「内税」「税無」「消費税」から選択します。

代価数量 ※4

数字8桁

代価数量を入力します。

手入力または、ツールボタンの「電卓」から入力します。

上段が当初代価数量、下段が変更代価数量です。

確定代価数量には確定チェックが入った項目の数量が

表示されます。

[初期設定]-『予算情報』の「代価数量表示」で「する」を

選択している場合に表示されます。

数量

数字8桁

数量を入力します。

手入力または、ツールボタンの「電卓」から入力します。

上段が当初数量、下段が変更数量です。

確定数量には確定チェックが入った項目の数量が

表示されます。

単位 ※3

数字2桁/

全角2文字

単位を入力します。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。

「ガイド」の内容は[各種区分設定]で変更可能です。

上段が当初単位、下段が変更単位です。

確定単位には確定チェックが入った項目の単位が

表示されます。

単価

数字11桁

単価を入力します。

手入力または、ツールボタンの「電卓」から入力します。

上段が当初単価、下段が変更単価です。

確定単価には確定チェックが入った項目の単価が

表示されます。

金額 ※5

数字11桁

金額を入力します。

数量×単価 で算出されます。

手入力または、ツールボタンの「電卓」から入力します。

上段が当初金額、下段が変更金額です。

確定金額には確定チェックが入った項目の金額が

表示されます。

消費税

数字11桁

消費税を入力します。

「税額表示」で「する」を選択している場合に表示されます。

手入力または、ツールボタンの「電卓」から入力します。

税率 ※3

数字3桁

税率を入力します。

「税額表示」で「する」を選択している場合に表示されます。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。

要素内訳 ※3

数字5桁

要素内訳を入力します。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。

「ガイド」の内容は[要素内訳一覧登録]で変更可能です。

業者

半角8桁

業者を入力します。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。

「ガイド」の内容は[業者登録]で変更可能です。

備考1、2

数字2桁-

数字4桁/

全角25文字

備考を入力します。

手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。

ガイドの内容は[摘要設定]で変更可能です。

(入力)●…必須入力項目    ○…入力項目

 

 

【※1】予算を確定していない場合の影響について

「当初確定」または「変更確定」にチェックを付け、予算を確定していないと以下の機能において

影響がありますのでご注意ください。

 

1. 【原価集計】などの集計画面において、「予算金額」が表示されません。

  主な対象機能:[工事別原価管理表][工事原価推移表][工事台帳][発注一覧表][発注依頼一覧表]

 

2. 伝票入力画面において、「予算参照」又は「予算複写」を行ってもデータが表示されません。

  対象機能:[見積入力][予算複写][発注依頼入力][発注入力][仕入伝票入力1][仕入伝票入力2]

          [日報入力][勤怠入力(社員別)][機械稼働入力]

 

【※2】明細のコード桁数に関して

コードの桁数に関しては以下のようになります。

 

費目・・・数字6桁

工種・・・数字6桁

種別・・・数字6桁

品名・・・数字4桁-数字4桁-数字6桁

 

【※3】明細に表示される項目に関して

品名をガイドから選択した場合、[品名一覧登録]からデータを引用します。

手入力で直接修正・変更することも可能です。

 

【※4】代価数量に関して

代価数量とは、品名行で品名数量を入力する際に基準とする数量を入力します。

 

Ⅰ、代価数量の小数点と端数は[会社設定]-『端数情報』で設定します。

 

Ⅱ、予算数量には、総数量が表示されます。(予算参照、工事原価推移表など)

   総数量=品名数量×種別数量÷代価数量

 

Ⅲ、例)

①予算の入力を行います。

バックホウ掘削積の作業を300m³するときの品名数量を品名行で入力します。

・代価数量  「300m³」

・オペレーター  「1人」

・バックホウ0.8m³  「1.5日」

 

②代価数量を入力すると以下のメッセージが表示されますので、

下位階層の金額をもとに施工単価を再計算する場合は「はい」を選択します。

施工単価を変更せずに、下位階層の数量を変更する場合は「いいえ」を選択します。

 

③-1 「はい」を選択した場合

種別行の単価は、 品名行の総金額÷代価数量=種別行の単価 となります。

 

③-2 「いいえ」を選択した場合

代価数量が品名の数量に入ります。種別階層の単価は変わりません。

 

【※5】金額入力の可否に関して

金額入力の可否を[初期設定]-『予算情報』の「品名金額入力」にて変更できます。

詳しくは、[初期設定]をご覧ください。

 

 

 

【予算の変更履歴管理】

内容に変更がある場合は、随時下段の「変更」の数値を変更してください。

2度以上の変更がある場合、途中の変更履歴を残したい場合は、その都度帳票を印刷して管理してください。

 

【消費税に関して】

[初期設定]-『予算情報』で「品名消費税入力」を「無効」にしている場合は入力ができなくなります。

 

【税率に関して】

初期値は該当工事の請負明細1行目の税率が表示されます。

請負明細がない場合は、ログイン日付を元に表示されます。

品名を入力した場合、[品名一覧登録]に設定されている[原価要素内訳]からデータを引用します。

手入力で直接修正・変更することも可能です。

 

【同一コードの重複チェック】

同一階層にコード・名称ともに同じ品名を登録しようとすると重複エラーが表示され、登録できません。

その場合は、名称もしくはコードを変更して登録してください。

 

またこのとき、[工事登録]-『基本情報2』の「工種管理区分」、[初期設定]の「品名別の残高管理」

の設定によって、重複チェックがかかる階層が以下のように異なります。

[初期設定]

「品名別の残高管理」

[工事登録] 「工種管理区分」

0:工事

1:費目

2:工種

3:種別

工種/品名の完全一致で比較する

×

○(※1)

○(※2)

○(※3)

品名のみ一致で比較する

×

×

×

×

×:重複チェックがかかる為、いずれの階層でも同一コード・名称の品名を使うことはできません。

○:異なる階層であれば、同一コード・名称の品名でも登録が可能です。

※1)異なる費目階層であれば同一品名が使用可能です。

※2)異なる工種階層であれば同一品名が使用可能です。

※3)異なる種別階層であれば同一品名が使用可能です。

 

【単価履歴に関して】

下記 3点を設定している場合、品名単価は品名一覧登録の単価ではなく

[仕入伝票入力1][仕入伝票入力2][日報入力]で入力した最新の単価が予算明細に引用されます。

 

 

 ①[初期設定]の単価履歴使用を「使用する」に設定

 ②[品名一覧登録]-『品名』から単価履歴を使用したい品名の単価履歴管理区分を「1:する」に設定

 ③[業者登録]から単価履歴を使用したい業者の単価履歴管理区分を「1:する」に設定

 

 ※単価履歴管理区分「1:する」にした品名、業者のみ単価履歴を引用します。

   単価履歴管理区分「0:しない」に設定している品名・業者は品名一覧登録の品名を引用します。

 

  詳しくは「単価履歴参照」をご覧ください。

 

【承認オプションが入っている場合】

管理者権限のユーザーが確定済みの明細を編集する場合は、確定のチェックを外してから明細を編集してください。

登録する場合は、確定のチェックを付けてから登録してください。

 

 

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