汎用データ受入
各種マスターまたは伝票データを一括で受入します |
【導入】→[汎用データ受入] (メニュー:【導入】→[汎用データ受入]) |
画面構成と入力項目受入レイアウト集(Excelファイル)処理の流れエラーリスト
画面構成と入力項目
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必ず事前に[バックアップ]を取ってから行ってください。
【受入件数の上限】 伝票の受入は、1回の受入につき5000件までの上限があります。それ以上の件数を 一度に受け入れることはできません。 ただし、マスターの受入については上限は設けられておりません。
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基本操作画面
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[汎用データ受入]から受け入れられるデータは下記のとおりです。
【※1】 承認オプションが入っている場合 マスター承認(業者、工事)を「有効」にしている場合、かつ、「上書き更新」を選択する場合は 既存の申請番号(承認状況)を引き継ぎます。
【※2】 工事(請負情報・入金予定情報)、社員(資格情報)受入時の注意点 工事の請負情報、入金予定情報、社員(資格情報)を受入時、「上書き更新」を選択する場合は 登録済みのデータを削除後、CSVに記載されている明細を受け入れます。 登録済みの情報を上書きすることはできませんのでご注意ください。
【※3】 「勘定科目(弥生会計)」「補助科目(弥生会計)」について [初期設定]-『会計情報1』の「会計連動」で「CSV」、 「CSV連動メーカー」で「弥生」を選択している場合に表示されます。
【※4】 ユーザー情報受入時の注意点 ユーザー情報を受入時、「上書き更新」を選択する場合は 既存のパスワードを引き継ぎます。
【※5】 郵便番号受入時の注意点 (1)受入方法について 郵便番号の受入は既存のデータをすべて削除してから受入をします。 そのため、受入するCSVファイルは全国一括データをご利用ください。
※郵便番号の受入ファイルは郵便局のホームページから無償でダウンロードができます。 ≪参考URL:http://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/kogaki-zip.html ※ブラウザよりご参照ください≫
(2)確認・修正について 郵便番号データを表示・確認できるメニューはありません。 また、データの修正・変更は汎用データ受入でのみ可能です。
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[汎用データ受入]から受け入れられるデータは下記のとおりです。
【※1】 伝票明細受入時の注意点 (1)上書き更新について 伝票明細は、書込み方法で「上書き更新」が選択できず、全て追加での受入となります。 そのため、受入時には下記の手順で作業を行ってください。
①[データ削除処理]からデータを一括で削除します。 ②[汎用データ受入]からデータ受入を実行します。
(2)伝票明細の並びについて CSV書式の各明細が、伝票番号の順番に並んでいないと正しく受入れされません。 伝票番号順に明細が並んでいるかを確認し、受入を行ってください。
(3)単価の端数について [会社設定]-『端数情報』で設定されている単価の小数点以下の桁数よりも 単価の小数点以下の桁数が多いデータを受け入れる場合、 その単価は自動的に、[会社設定]-『端数情報』で設定されている桁数の 1つ下の位で四捨五入されて登録されます。
例)仕入明細の受入 [会社設定]-『端数情報』、予算・発注・原価の単価小数点が小数第一位の場合。 受入するデータの単価 :123.456 受入後に登録される単価 :123.5 (小数第一位の1つ下の位の小数第二位で四捨五入されます。)
(4)マスター属性に関して 伝票の受入を行う場合は、マスターの属性区分に関係なくデータが受入されます。
【※2】 受け入れた仕入明細の確認方法 仕入明細を受け入れた際、受入したデータは、[仕入伝票入力2]から確認できます。 [仕入伝票入力1]からは確認できませんので、ご注意ください。
【※3】 売上明細の工事について 売上明細を受け入れた際、1伝票番号1工事の場合はヘッダーに工事が設定されます。 1伝票番号複数工事の場合は明細に工事が設定されます。
【※4】 発注明細受入に関して (1)受入方法について 発注明細では、新規発注番号で受入する方法と既存発注番号に明細を追加する方法があります。
◆新規発注番号で受入する場合 「伝票自動採番:する」を選択して受入してください。 ◆既存発注番号で受入する場合 「伝票自動採番:しない」を選択してください。 ただし、既存発注番号に明細を追加する場合は、既存の発注明細と同一工種で受入することができません。 例えば、既に「101:直接工事費」の費目が存在している場合は、この費目下に明細を追加することが できません。
(2)受入フォーマットについて 発注明細では、発注入力画面のような階層形式のデータを受入する方法と、 発注明細一覧表のような品名階層のみのデータを受入する方法があります。 発注明細一覧表のCSV出力は階層形式のみ対応しています。
◆階層形式のデータを受入する場合 「上位階層の自動作成:しない」を選択して受入してください。 各階層のコードはすべて「明細コード」~「明細名」が設定されます。 「費目コード」~「種別名」は読み込まれないためご注意ください。 ◆品名階層のみのデータを受入する場合 「上位階層の自動作成:する」を選択して受入してください。 費目階層~種別階層は、「費目コード」~「種別名」をもとに作成されます。
(3)予算入力への業者の上書きに関して [初期設定]-『発注情報』で「予算の業者上書:する」にしていても、発注明細を受入した場合は、 [予算入力]に業者が上書きされないのでご注意ください。
(4)注文書タブ、契約条件書タブに関して 新規発注番号で受入した場合、発注番号毎の1行目に設定されているデータが作成されます。 受入データがない場合、[発注入力]画面から直接入力した時と同じ動作で作成されます。 既存発注番号は上書きされないのでご注意ください。
【※5】 仮設入庫明細に関して 受入方法について 仮設入庫明細では、「取引区分」が「29:棚卸」のみデータ受入可能です。 「取引区分」が「21:入庫」「22:損失」はデータ受入できません。
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ツールボタン
ツールボタン |
説 明 |
ヘルプ (F1) |
ヘルプを表示します。 |
実行 (F5) |
本ソフトウェアへデータを受入れます。 |
閉じる (F12) |
画面を閉じます。 |
ガイド (SPACE) |
ガイドを表示します。 |
※グレーになっているボタンは使用できません。
入力・表示項目
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項目 |
入力 |
属性・桁数 |
説 明 |
ヘッダー |
読込方法 |
○ |
- |
先頭行をタイトルとみなす場合はチェックを付けます。 チェックが付いている場合は、先頭行をタイトルとみなし、 受入データとはなりません。 |
ダブル クォーテション |
● |
- |
受入ファイルにカンマ(,)が付いているデータがあるかを 選択します。「有」「無」から選択します。 |
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区切文字 |
● |
- |
受入ファイルの区切文字について選択します。 「カンマ」「タブ」から選択します。 |
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書込方法 ※1 |
● |
- |
書込方法を選択します。 「新規データのみ」「上書き更新」から選択します。 |
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読込エラー時の 処理 ※2 |
● |
- |
データの読込時、エラーが出たときの処理方法を選択します。 「エラー行以外は登録」「すべてキャンセル」から選択します。 |
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伝票番号自動採番 |
● |
- |
伝票データを受入れる際、自動採番を行うかを選択します。 「しない」「する」のどちらかを選択します。 「仕入明細」「立替明細」「支払明細」「売上明細」「入金明細」 「労務明細」「機械明細」を選択している場合に設定できます。 |
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消費税の自動計算 ※3 |
● |
- |
伝票データを受入れる際、消費税計算を自動で行うかを 選択します。 「しない」「する」から選択します。 「工事(請負情報)」「仕入明細」「立替明細」「売上明細」を 選択している場合に設定できます。 |
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伝票入力期間 チェック ※4 |
● |
- |
データを受入れる際、伝票入力期間のチェックするかを 選択します。 「しない」「する」から選択します。 「工事(請負情報)」「仕入明細」「立替明細」「支払明細」 「売上明細」「入金明細」「労務明細」「機械明細」「発注明細」 を選択している場合に設定できます。 |
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勤怠数量の 自動計算 ※5 |
● |
- |
「労務明細」を受入れる際、勤怠数量を自動計算するかを 選択します。 「しない」「する」から選択します。 「しない」を選択した場合は、入力した数量をそのまま表示 します。 「労務明細」を選択している場合に設定できます。 |
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品名マスターから 参照 ※6 |
● |
- |
「税処理」「要素内訳コード」が空白の場合に、 「品名登録一覧」の各品名に登録されている「税処理区分」 「要素内訳コード」を引用するかを選択します。 「しない」「する」から選択します。 「仕入明細」「立替明細」「売上明細」を選択している 場合に設定できます。 |
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上位階層の 自動作成 |
● |
- |
発注データを受入れる際、上位階層の作成を自動で行うかを 選択します。 「しない」「する」から選択します。 「発注明細」を選択している場合に設定できます。 |
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受入レイアウト |
● |
- |
仕入データを受入れる際のパターンを選択します。 「標準」「パターンから選択」から選択します。 「仕入明細」「仕入明細(特殊形式)」「労務明細」を選択して いる場合に設定できます。 |
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パターン |
● |
- |
受入パターンを選択します。 手入力または、ツールボタンの「ガイド」から選択します。 ガイドの内容は[読込レイアウト設定]で変更可能です。 |
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受入形式 |
● |
- |
受入形式を選択します。 「労務明細」を選択し、[初期設定]-『日報情報』の 「勤怠連動」で「MAJOR FLOW Z TIME」 「奉行Edge勤怠管理クラウド」を選択している場合に 表示されます。 |
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明細 |
選択 |
○ |
- |
受入れるデータを選択します。 チェックは複数入れられません。 |
テーブル名 |
- |
- |
テーブル名を表示します。 |
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ファイル名 |
○ |
半角255文字 |
受入れるファイルを選択します。 手入力または、ツールバーの「ガイド」から選択します。 |
(入力)●…必須入力項目 ○…入力項目
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【※1】 「書込方法」に関して ・「新規」 新規データ(新規コード)のものだけを受入します。 既に存在するコードの情報が変更されていても受入されません。 ・「更新」 [請負情報・入金予定情報] 登録済みの請負または入金予定情報を削除後、CSVに記載されている明細を受け入れます。 登録済みの情報を上書きすることはできませんのでご注意ください。 ・「更新」 [請負情報、入金予定情報以外のマスター] 全データを受入し、上書きします。 今まで登録しているマスターは上書きされます。
【※2】 「読込エラー時の処理」に関して ・「エラー行以外は登録」 エラーが出たもの以外は受入します。 ・「すべてキャンセル」 エラーが出た時点ですべてのデータの受入がキャンセルされます。
【※3】 「消費税の自動計算」に関して 「消費税の自動計算」で「しない」を選択している場合は、CSVに記載されている消費税をそのまま受入します。 その為、税処理区分:1(外税)、税率:8%でも、消費税は0円の明細が作成されることがあります。
例)仕入明細の受入 税処理区分:1(外税)、税抜金額:100、消費税:0、税率:8 の明細を受入した場合 ・「する」 消費税を自動計算するので、仕入伝票の消費税は8円で作成されます。 ・「しない」 消費税の自動計算はしないので、そのまま受入され仕入伝票の消費税は0円で作成されます。
【※4】 「伝票入力期間チェック」に関して [会社設定]-『セキュリティ』の「伝票期間制限」が「伝票入力期間を制限する」 または「伝票入力期間を個別に制限する」に設定されている場合のみ有効ですのでご注意ください。
【※5】 「勤怠数量の自動計算」に関して 「勤怠数量の自動計算」をするとした場合、[初期設定]-『勤怠情報』の「時間入力方法」の設定によって 受入対象列が切り替わります。 ・「10進法(例:0.5h)」 数量1~15列の内容を受入します。 ・「60進法(例:0:30)」 時間1~5列、数量6~15列の内容を受入します。
【※6】 「品名マスターから参照」に関して 受入書式に「税処理区分」「要素内訳コード」を記載している場合は、「品名マスターから参照」を 「する」にしていても受入書式の「税処理区分」「要素内訳コード」が優先されます。
【エラーリスト】 受入時にエラーが発生した場合、エラーリストが表示されます。 詳しい内容についてはエラーリストをご覧ください。 エラー内容を修正し、再度受入を行ってください。
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表の見方
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・「桁数」 半角表記となります。例)文字50桁は、半角50文字、全角25文字まで入力できます。 既定値が設定されている場合、空白で受入すると既定値の値になります。*1
・「種別」 ・「数/文」 設定によって数字、または文字の切替が可能です。 ・「日付」 受入範囲は1930/01/01~2029/12/31までです。 ・「時刻」 HH:MMの形式で入力してください。
・「必須」 ・「◎」 必須。空白または規格外のものが入力されている場合はエラーになり受入できません。 *1の場合はエラーになりません。 ・「○」 任意。必須ではありません。空白でも受入可能です。 種別が文字の場合、最大桁数まで受入られます。 数字の場合は、最大桁数以上のものが入力されている場合はエラーになり受入できません。 ただし、以下対象マスターに関しては、受入レイアウトにおいて、「○:任意」と記載されていても、 [項目名称設定]において「入力=1:必須」と設定している項目は 入力必須となり、空白の場合はエラーになるため受入できませんのでご注意ください。 (対象マスター:業者・発注者・工事・顧客) ・「 」 受入非対応。入力しても受入られない項目です。
・「備考」 「0:通常」とは通常は「0」で受け入れます。
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受入レイアウト集